2011年05月04日
そろそろ音楽の話でもしませんか?
新宿シンデレラ・オフィシャルブログ「シンデレラストーリー」をいつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
ゴールデンウィーク真っ只中につき、
特別企画新連載
でございます。
題して、
「風俗業界一マイナーなディスクガイド」
おいおい、もしかしてまた店とまるで関係ない企画じゃね〜のっ!
ってか、風俗業界で他にディスクガイドなんてあったっけか??
いやいや、誠にもってごもっともなご疑念ではございます。
しかしながら、音楽と、Hな営みの、長くてふか〜い関係を、皆様もよくご存知でございましょう?
酒は「百薬の長」、などと申しますが、音楽こそは「萬薬の頂」ではないかと、ひそかに疑っております。
「音楽療法」というジャンルも、今ではかなり世間様に認知され、様々な病院で実際に取り入れられたりもしておりますし、日常の場面でも、音楽によって励まされたり癒されたりといった体験を、どなた様も少なからずお持ちに違いありません。
また、効き具合の過多はあるにせよ、一般のお薬ですとその効能がある程度限られておりますが、音楽の効能は、その受け取り手の精神状態によって千変万化。
この作品を聴いて気分が良くなる方もあれば、いらいらしちゃう方も、
あの作品を聴いて気分が良くなる事もあれば、いらいらしちゃう事も、
ございます。
となれば、これから私がご紹介させて頂く作品が、果たしてどれだけ皆様のお役に立てるかなど、さっぱり分かりません。
おかげさまで、胸を張って極私的かつ無責任に、気に入った作品についてお話させていただくことが出来るわけでございます。
さて、記念すべき第一回目の作品は・・・・・
【disc 1】
Roger Eno「The Flatlands」 (2001)
ロジャー・イーノ「フラットランド」
ブライアン・イーノさんはご存知でしょう?
最近ではiPhone用のアプリ開発で話題になったりもした、アンビエントミュージックの創始者。
ロジャー・イーノさんはその弟。
兄ちゃんとは作風はかなり異なります。
何年か前、神田御茶ノ水あたりをぶらぶらお散歩中に偶然見つけたギャラリーの「バウハウス」という名に惹かれお邪魔してみたところ、この音楽が流れておりました。
ストリングスのあまりに美しい響きに魅了され、いてもたってもいられず受付のお姉さんに「このCDは?」って尋ねたところ、展示中の写真と無関係の質問に面食らいながらも、「オーナーのコレクションなので聞いてみないと・・・」と言いながらさっそく電話。その後地下の倉庫にCDジャケットを探しに行ってくれて、見つかったのがコレ。
その足で秋葉原に向かい、石丸電気ソフト館で空振り(その昔は東京一の在庫を誇ったというのに・・・)、ヨドバシ秋葉店内のタワレコで、たった一枚の在庫を発見♪
さっそく持ち帰りじっくり聞いてみたところ、大当たり、でございました。
後日お礼のメールを差し上げたところ、お姉さんからご丁寧なお返事を頂戴し、その後やりとりすること数知れず。思わぬロマンスが生まれたかどうかはご想像におまかせするとして・・・
シチュエーション的には、コトが終わって二人でまったりしてる時が最高かな。
優しい気持ちになったり、切ない気持ちになったり。
私、腰にぶら下げた愛用のiPodでこいつを聴きながら鹿島の海を眺めておりましたところ、大波をかぶってご臨終の憂き目に遭遇いたしました。
修理もままならず、悔し紛れに久々にwalkmanを買ってみたところ、相変わらずのsonicstageの使いにくさに辟易しとっとと売り飛ばした末、結局二台目iPodを再購入してしまったという思い出の一品でございます。
機会がございましたら、ぜひに。
こんなブログを書いて、偉い人から叱られなければ、
to be continued by nametaro-